じたばた-JITABATA-

27年勤めた会社からの脱出は成功するのか。じたばたしながら新しい自分を見出したい。

弱っちい樹が吐く弱音

ほんとうにようやく元の体に戻ったっぽい。

 

いや長かったわ。コロナになんかなるもんじゃないですよ。これからはどんなに有料になろうとワクチンを打つぞ。

 

かかりつけ医から処方された咳止めでようやく回復したが、今回はブロンもアネトンもコロナの前にはなすすべなしといったところ。どちらもほとんど効かなかった。

 

高熱に魘されながら「会社辞めちゃおう」と決意してから3週間。

 

27年同じ場所に根を下ろし、毛細血管のように地面の下に張り巡らされている状態を、そこから引き抜く作業は容易ではないのはわかっていた。

 

引き抜くための大きなエンジンと、細かい根がちぎられることへの覚悟が必要だ。体調を悪くすると弱気になるのは仕方がない。もう治ったのでこれからだ。

 

だけど・・今朝はなんだか体が軽いので、サクサク仕事をこなしていたが、しばらくして細かいミスがあったことに気づくと「あーもうだめかー」と心が折れかける。

 

こんな弱い樹が、ぬるま湯のこの会社から本当に抜け出せるのだろうか。給料は確かに安いが、この年齢で他に移って同じ金額もらえるかと不安にかられる。しかもたっぷり有休休暇がもらえる会社なんてあるかしら。

 

夕方になってくると、疲れてより不安な気持ちになってくる。

 

弱っちい樹は、風も無いのにゆらゆら、ゆらゆら揺れているのである。

 

 

 

にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村