春日井市の「市の花」は桜だということをつい最近知った。そういえば桜の樹が多いのかもしれない。
桜は品種によって寿命がさまざま。ソメイヨシノは60~70年というから、今、春日井市できれいに咲いている桜たちは私が小さい頃に植えられたものなのだろう。あるときいっせいに寿命を迎えてしまうかもしれない。それは寂しいことだ。
そうかといってソメイヨシノではない桜は、なんとなく私たちが心待ちにしている桜の色では無い気がして・・
根尾の淡墨桜が人気のスポットなのも、あの奥深い薄い色を美しいと思うからだ。ピンクを主張しないソメイヨシノに、日本人の心の琴線が触れるのだろう。
この日も昼休みに弾丸ツアーのようにお花見。会社から車で5分の名も知らぬ公園の桜。やはり古木で立派だ。まだ6分咲きといったところか。
どうにかして会社の外の空気を吸いたい仲間といっしょに、桜を愛でる恒例行事。今年の春は天気が安定せずあいにくだが、雨でも風でも素知らぬ顔で桜は咲いていく。
あと20年~30年後にいっせいにソメイヨシノが咲かなくならないように、他の地域では桜守りの人が植え替えをしているらしい。
桜のためならどうぞ税金を使っていいから、咲かなくなる日が来ないように桜を守ってほしい。そして桜守りは地方公務員にすべきだ。