3月っていうのに寒風が吹きすさぶ日。早く起きてモーニングのあと図書館へ。何度来ても小牧図書館は落ち着く。この内観、いつ見てもすばらしい。
雑誌や小説を抱え込み、持ってきた熱い紅茶を飲みながら1冊ずつ読んでいく。とても落ち着ける時間。だけどこんな時間は、なんて過ぎるのが早いのだろう。
午後からはTVerでドラマを観た。今話題の「不適切にもほどがある」はおもしろい。昭和を知り令和に生きている私たちにぴったりのストーリーだ。
「あまちゃん」以来、宮藤官九郎が好きだ。観ている人が楽しくなるために、どれぐらい誇張していいか、ちゃんとわかっていると思う。
そして受け止める側は、笑いも感動もある程度のところで折り合いをつけて楽しめる人ほどハマる。クドカンというジャンルを受け入れる人とそうでない人に分かれるだろう。
だって「ふてほど」にしたって、主人公の小川一郎の決めゼリフ、内容は大したことがない。要するに話がうまく流れればいいのだ。それを許せる人は大笑いして泣いて、ああ面白かったとなるのだろう。
最近の人はテレビを観ないが、そんな中たまに面白い番組もある。面白くないと言われてこのままじゃ終われないと作る側も思っていることだろう。
リモコンは切ったり点けたりできる。あれこれ探してみてもいいかもしれない。