我が社は医療機器のメーカーである。その付属品のバーコードリーダに入っている保証書の内容がいつのまにか変わっていた。
製造年月日は書かないはずが書かれていてしかも3年前の日付けになっていた。保証期間も通常1年なのに5年になっていた。それはバーコードリーダのメーカーから我が社への保証ということなのだが、これではお客様が納得しないのでまたしても大問題に。
これまた本社の製品管理の落ち度(例の2007年製造の在庫問題の時と同じ)なのだが、
そこのリーダーであるお局様が、究極に怖いのでだれも言えないでいた。
しかし放置するわけにもいかないので、製品管理の中堅の男性社員とうちの上長(翻訳コンニャクの)が話し合って、こっそりすべてのバーコードリーダから保証書を抜き取ることに成功。
2人は電話で「良かった~」とたたえあっていたが、なんだそれ?だ。
老害っていう言葉があるが、これは言うなれば局害。会社においては極めて生産性を下げる害ではないだろうか。
老害に負けず劣らず深刻だと思うが、社会問題にならないのは不思議である。