同い年の62歳の女性で、お惣菜屋を開業したばんちゃんの、これは特製ハンバーガー。肉にこだわっていて旨い。チーズが良質でいい仕事をしている絶品ハンバーガー。
いつもはお弁当だけれど、たまにはパンの日がいいねとお願いし、ハムチーズパンやカレーパンなどといっしょに、ハンバーガーも。
付け合わせはミネストローネ。これがまた深い味でうまい。
朝4時に起きてパンをこねるというばんちゃん。どうしてそんなに元気なのだろうと不思議に思う。彼女はリウマチの持病もあるというのに。
午後にはどこかで出張販売もやっているんだと。それでも昔より全然いい表情をしている。
うちの会社の、名古屋支店の営業アシスタントをやっていたころよりもずっとね。
何かと理不尽なところがあるし、ややブラックなうちの会社。辞めた人はみんなサバサバしたいい顔になるのだけれど。
それにしてもばんちゃんは、「大変だけど楽しい」が口ぐせ。つまり楽しいことをやっているので、どんな激務も平気なのね。
そうやって会社を脱出できた人が身近にいると思うなんだかザワザワする。まだ年金がないので弱気になって一歩踏み出せないでいるのが恥ずかしいよ。