職場ではとにかく一日中検索をしている。なかなか必要なファイルが出なくて、名前の付け方が悪かったと後悔しても遅い。
ひとりよがりのファイル名をつけてしまうと、数年後にファイル名は忘れていて、検索に引っかからなくなる。
「いまいるもの」とかアホみたいなファイル名にしているのが良くないのはわかっているが、保存するときにもう他のことに取り掛かっているので、いい加減な名前をつけてしまいがちだ。
だからPCから探し出すより早いので紙の資料がまだたくさん私の机の周りにある。
しかし、できるひとの机はスッキリしている。PCの中に整然と保存されており、検索のキーワードも的確なのだろう。
また、Googleの検索も早い人は本当に早い。キーワードの選択が的確なのだろうが、これはどういう脳が働いているのか。
これからの時代、検索が早くできることは出世の条件の1つかもしれないと思う。うちの上長(翻訳コンニャクの人)はその点、検索が超はやい。
ほぼ接点がないが、年に1回ぐらい何かを聞きに行くと、すぐさま大きい指でPCを検索しはじめる。そして資料が即座に出てくるのだ。なるほど。わけもなく昇進していくのは検索が早いからか。
検索を制する者は世界を制す・・。
これはあながち間違いではないと思う。だってイーロン・マスクももうすぐ人間の能力を超えるAIが出てくると言っている。検索をやらせたらAIにかなわないからね。